こんにちは、ユウスケです。
今日はKindleで無料の本を出版する方法について書きます。
Kindleって、普通に販売すると0円で出版できないんです。
なぜ無料で出版するのか
さて、Kindle出版にチャレンジしている人はもれなく、そこからの収入が欲しいと思っているはずです。
なのに無料で出版するとはなにごとか!?と思われる方がいるかもしれませんが、無料で出すのはプロモーションとして効果的です。
人というのはケチなもので、できることなら無料で手に入れたい、と思うものです。
なので例え良書であっても、99円とかになっていたら買わない人が多数だと思います。
メルマガなんかもそうで、無料のものには登録するけど有料メルマガはちょっと・・・と思う人は多いですよね。
僕は過去にMBさん(550円/月)、堀江貴文さん(880円/月)、高城剛さん(880円/月)の有料メルマガを人によく薦めていましたが、お金をだしてまで読んでみるという人は少なかったです。
雑誌一冊とたいして変わらない金額なのに、です。
で、Amazonでは売れ筋ランキングというものがあります。カテゴリごとのいま売れているものが一目瞭然です。
Amazon.co.jp 売れ筋ランキング: Amazon で最も人気のある商品です。
で、Kindleにもランキングがあります。
Kindleのランキングは、有料Top100と無料Top100に分かれているので、無料で販売すると無料ランキングの対象になります。
有料ランキングは書店で売っている本や著名な本が中心になりますので、その中で自分が出版した本がランキングに入る、というのは非常に難しいですよね。
挑戦するのは構いませんが・・・。
しかし、無料でしかも細分化されたカテゴリになると、なんと自分の本が(瞬間的にですが)トップになることもあります。
Kindleは様々なジャンルで無料で読める本がありますので、お得に本を読みたいと思う人は無料本の中から探すと思います。
そこで自分の出版した本と出合って、ダウンロードされると自分が認知されるんですね!で、他の本まで読んでもらえればなおうれしい、というわけです。
無料じゃない本でも、Unlimitedで読んでもらえればページ数に応じて収入になりますから。
長くなりましたが、無料でKindle出版をするメリットはここ。
無料で出版すればいいじゃん
と、思うかもしれませんが、実は普通にKDP(Kindle Direct Publishing)で出版すると、底値は99円になります。
0円で出品ってできないんですね。
ではどうやって上記のランキングに入れるかというと、1商品あたり5日間の無料キャンペーンをすることで無料のランキングの対象になるんですね。
上記は2作品で同時に無料キャンペーンをやってました。
しかし、無料ランキングに入れるのは5日間のみ。それ以降は有料のカテゴリになります。
Kindle Unlimitedで読んでもらうことを中心に考えればずっと無料でいいのに、そうはいかないんです。
ではどうやって無料で販売する?
こちら、私の著書ですが、0円での販売に成功しました。
これでずっと無料ランキングの仲間入りです。
この価格で販売をするにはKDPのプライスマッチというシステムを利用します。
「別のお店でここより安かったんだけど、安くしてよ」みたいな家電量販店での値下げ文句のようなやつです。
”別のお店”というのはいくらか考えられるのがありますが、楽天Koboライティングライフが楽でよいそうです。
楽天版個人出版のようなもので、楽天Koboのストアで自分の本を出版することができます。
Kindleと楽天Kobo、その他の比較のようなことは他のブログに譲りますが、アクセスの多さや収入の取りやすさではKindleがやはりよいらしいので、こちらはあくまで収益目的というよりプライスマッチ要因となりそうです。
楽天Koboライティングライフで出版しよう!
こちらでの出版は、正直Kindle出版より楽です!Kindleで出版までたどりつけた方ならサクッと出版できるでしょう。
注意点として、ここで出版するにはデータをEPUB形式にしなくてはなりません。
必要事項を入力して価格を0円に設定して、申請すればOKです。
僕の場合は1日で審査が下りて出版されました。
次にKindleでプライスマッチ申請です。
プライスマッチ申請をする
こちらのコンタクトフォームより、プライスマッチしてほしい旨をカスタマーセンターに連絡します。
https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/contact-us
カテゴリの選択→価格設定→プライスマッチですね。
内容のところにすでにテンプレートがありますので、これに従って入力します。
・ASIN(Amazon固有の商品番号。エイシンと読む。本棚のページにあります)
・販売エリア
・価格(0円になりますね)
これで送信して、反映を待ちます。
翌日にメール受領の連絡がきて、その翌日あたりにはめでたく、Kindleの価格が0円になっていました!
KDPセレクト(Kindleで独占的に販売する)に登録している場合は、解除のお願いもしましょう。私はメールの文面に記載しました。
まとめ
Kindleで無料で出版する方法をまとめました。
1)まずKDPで出版(価格は適当でよし、KDPセレクトは登録しない、ロイヤリティも35%に)
2)審査に通って出版されたことを確認
4)KDPカスタマーサポートにプライスマッチ申請
5)無料Kindle本の完成!
実は無料の本ってたくさんあるのですが、みんながこの方法をとっているかは不明です。
私の知っている(というか調べた)方法をまとめましたので、よろしければ参考にしてみてください!
それではまた!!