世界へ出るための7年計画

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酒を辞めた僕が久しぶりにビールを買ってみた

こんばんは、ユウスケです。

今日は話題のアサヒスーパードライ生ジョッキ缶を飲んだのでそのレポートです。

一般人のレポートと思うなかれ。

ビール検定を保有し、世界中のビールを飲み歩いた結果、アルコールを断つ選択をした私のレポートです。

 

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今話題の家飲み缶ビール

世間ではそこそこに話題になっているようで、品薄な店舗もあるようです。

アサヒから発売になったこちらです。

www.asahibeer.co.jp

 

近所のイトーヨーカドーで見つけたので買ってみました。

缶ビールを買ったのはたぶん1年半ぶりくらい。200円くらいでした。

容量は340mlなので一般の缶ビールよりやや少なめ。

普通は350mlですね。

 

飲んだ感想は"見事な出来"

開けるところから楽しめる一品でした。

缶の内側の塗料に秘密があるらしく、缶を開けると内外の気圧差を利用して泡が立つようになっているようです。

すごいアイデアかつすごい努力だとおもいます!

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本日の食卓

ビールの泡は見た目的にも大事ですが、中の炭酸を適度に保つ意味合いもありビールには必須の要素です。

これまでの缶ビールはそのまま飲むのは個人的にはおすすめできず、僕は必ずグラスに移して飲んでいました。

缶のまま飲むのは余計な炭酸があるし香りも楽しめないし、意味わからん行為ですらあります。

当たり前のようにグラスに移していた僕からすれば普通の缶ビールでもよかったわけですが、外で飲みたいとか、グラスに移すのが面倒とかの人にはよいと思います。

最初は物珍しさで売れるでしょうが、今後はどうでしょうか。家で飲むなら缶のままで飲む必要はないですから。

ビールの"生"とは?

ビールの生ってなんでしょうか。

これは加熱処理をしていないという意味です。

だいたいそうですよね。生肉だって生卵だって生魚だって、生とつくものは加熱していないものです。

店でサーバーからでてくるものが"生ビール"だと思っている人とか、缶とか瓶は生ビールじゃない!と思っている人が多くいると思いますが、全部同じモノです。昨今はだいたい生のビールです。

ビールは酵母で発酵される醸造酒ですから、酵母が生きたままだといつまでも発酵してしまいます。品質は劣化する一方です。

その発酵を止めるために酵母の働きを止めなくてはなりません。

製造の技術が未熟だった頃は加熱処理をして酵母の働きを止めていたのでいわゆる生ではなかったのですが、今は濾過の技術が発達したので加熱処理をしなくても酵母を取り除き、品質を安定させることができるんですね。

この商品名に"生ジョッキ缶"とつけたのはマーケティングでしかなく、なんとなく生ビールがいいと思っている日本人向けっぽい商品名だなと思いました。

いろんなものに騙されないように賢くなりましょう。

ビールが安くなっている!?

ビールの値段は昨今徐々に下がっています。

とはいえ、消費税の増税などもあり軽減税率を受けられない酒類は安くなっている実感はないですが。

2020年10月にビール及びそれに類する酒類の税率が変わりました。

ビール系の飲料は大きく分けてビール、発泡酒第三のビールに分けられます。

それぞれの値段が違っているのはそれぞれにかかる酒税が違うからです。

ビールに関しては1kL(=1000リットル)あたり22万円の税金だったのが20万円になったとのこと。

わかりやすく言えば、350mlあたり77円だったのが70円になっています。

つまり、1缶200円のビールは 約130円が本体で70円ちょいは税金だということです。許すまじ。

第三のビールと呼ばれる新ジャンル飲料は1缶あたり28円だったのが37.8円に値上げです。

消費が落ち込む昨今、高価なビールより発泡酒第三のビールの消費量が増えてきていたので、そこから税金を取ってやろうという魂胆が見え隠れしますね。

ちなみに、これから段階的に酒税は変更になり、2026年10月にはビール、発泡酒第三のビールのすべての税率が一定になり、1缶あたり54.25円になるようです。

ビールと発泡酒の違いは細かい規定があるのでここでは語りませんが、2018年の酒税法改正により今まで発泡酒と呼ばれていたものがビールを名乗れるようになり(つまり税金があがったということ)、ここでも消費者は余計に税金を払うようになっていました。

ステルス増税ですね、許すまじ。

各社企業努力で発泡酒第三のビールをなんとかビールの美味しさに近づけようと頑張っていましたが、それが無駄になっていくようで、なんだかなぁという感じです。

日本の政治家や利権者は腐っております。

なぜお酒を辞めたか

お酒を辞める人って、だいたいは健康上の理由だと思います。

それ以外ではあまりやめる理由はないですよね。会社でもそう言われました。

僕がなぜ辞めたかというと、お酒にかけるお金が無駄お酒を飲んだ後の生産性のない時間が無駄という理由からです。

別に手痛い失敗をしたわけではありません。

加えて、完全にお酒を断つわけではなく飲まなきゃならない場面などでは少しだけは飲みます。

高城剛さんもお酒を飲まないことを公言していますし、高城メルマガにでてきました沖縄の宮城旺照先生もアルコールはダウン症児の原因だと言っていたりします。

いいことないですねぇ。

ビールマニアだった僕は各国のビールを買っては飲み比べたりしていましたが、スパッと辞めました。

辞めてみるとなんてことないです。

会社の飲み会(すっかり行かなくなりましたが)でも炭酸水とか飲んでますw

会社の飲み会も、ほとんど全部断るようになりましたね。自分と家族の時間が一番大切ですから。

もったいない思考こそもったいない

好きなものは調べて詳しくなりたい性格なので、ビールについてはとにかくたくさん飲んだし調べたし勉強したし、ビール検定も取得しました。

かなりの時間とお金をつぎ込んできました・・・w

でもすっぱり辞めました。

それについて、もったいないとは思っていません。

これまでやってきたことの経験や知識を使わないことに"もったいない"と感じることがあるかもしれません。

例えば、大学で勉強したことを生かさないなんてもったいない、とか10年働いた業界とは違う仕事を選ぶなんてもったいない、とかです。

しかし、そのもったいない思考こそが人生を狭く、貧相にしてしまうと思っています。

これまで10年やってきた知識や経験で、このさきの40年50年を縛るほうがよっぽどもったいないと思います。

いつだって新しいことをするのがいいじゃないですか!

青春とは、年齢とは関係ないと最近読んだ雑誌で建築家の安藤忠雄さんが言っていました。

いつまでも挑戦したりすることが本当に大事なんだと思います。

ビールやワインや日本酒、ウイスキーの知識があるからと言って、いつまでもお酒を飲む必要はないのです。

辞めてみることで見えてくるものや、いい変化が感じられたりするのではないでしょうか。

 

アサヒの新商品からは想像もつかない結論になりましたが、いつまでも新しい刺激を求めて取捨選択していきたいですね。

 

それではまた。